「リモートチームでうまくいく」倉貫義人さんと語らう会に参加しました。

toyamarb.doorkeeper.jp

に参加してきました。 自分もリモートワークしてるので、そのへんのつらみの解決策が聞ければなーとなんとなく考えてました。

セッション

  • 求人で来る人が地方が多い。都内は比較的少ない。
  • 会社としては、リモートワークが前提。都内にいても、行っても行かなくてもいい。
  • 間口広げるために、募集をリモート前提にした。
  • Skypeで音声繋ぎっぱなしは、人数が多くなるとつらい。
  • Results-Only Work Environment アメリカのものは、完全に個人のもの。
  • ただ、アメリカでも個人主義の考え方をやめ始めている。チームで助け合う。
  • エンジニアの評価は、短時間では出来ない。悪いコードを量産した方が、短期的には良く見える。
  • チームでやるとは、スポットの仕事をさせるわけではない。受発注ではない。
  • リモートワークという言葉の定義を浸透させたい。クラウドソーシングではない。
  • 会社とは概念的なものであり、ソフトウェアで表現できる。

ビアバッシュ

ビアバッシュでは、いろんなことを聞けましたが、立ってピザ食べながらだったのでメモもなく、印象に残ってるものだけ。 (ニュアンスが異なっていることは多々あると思います)

  • SonicGardenでは、営業活動をほぼ(?)していない。お問い合わせから依頼来る。
  • これまで、新卒採用はフォームすらなかった。その中で応募してきた人たちなので、その教育などは他では流用出来無さそう。
  • セキュリティ対策とかでガチガチにするぐらいなら、そういうのが必要無い人を採用するところにコストをかける。「なんでそんなに信頼ならない人を採用してるの?」
  • 毎週の振り返りで、「先週は夜遅くまでやって、ここまで出来ました!」がKではなくPである、という風に教育していく。何が良い・悪いなどの社風はそうやって受け継がれていっている。
  • 基本リモートワークしてるので、会社の椅子的なキャパが余ってる。家を借りようかと考えてる。
  • 会社では、Skype打ち合わせが輻輳するようになってきている。(他の打ち合わせの声がうるさい、みたいな)
  • SonicGardenは裁量労働制
  • リモートワーク推進協議会的なものを進めている。"リモートワーク"の言葉の定義を正しく認知してもらう。推進する会社を増やしていく。

なんとなく、SonicGardenはエンジニアにとっての理想郷を目指している感じは受けました。 さらにそれが一般認知されており、お客も採用も上手く回っている感じ。 売上の向上とかを至上命題にしなければ、こんな会社の運営の仕方もあるんだなぁと。

全員がリモートワーク前提でやっている、というのはかなりうらやましい。 Monstar Labでは、ほとんどが中目黒で、他に島根(4人)、鹿児島(1人)、富山(自分)という状態なので、リモートがマイノリティ。 なので、認識の内外で、リモートだから、、、という遠慮はある気がしてる。 なので、SonicGardenのやり方がそのまま持ってくることは出来ないけど、参考になるところを取り入れていきたいとは思う。

先週の富山合同勉強会もそうだけど、こういった有名な人の話を富山で聞けるってのはありがたいなー。 運営側はお疲れ様でした。 2週間後には平鍋さんの話も聞けるので、楽しみ。 Meetup #42 - Kanazawarb