chefで頑張って冪等性を確保する
packageリソースなどは、勝手に冪等になってくれるけど、executeとかは自分で冪等になるように書かないといけない。
特定の文字列を、ファイルの末尾に追記したい場合
例:/etc/resolv.conf に 'options single-request-reopen' を追加する。 二重に追加されないように not_if で制限する。
execute 'add single-request-reopen' do command "echo 'options single-request-reopen' >> /etc/resolv.conf" not_if "cat /etc/resolv.conf | grep 'options single-request-reopen'" end
パスを通す場合
例:rbenvコマンドにパスを通す。 パスが通っている場合は not_if で制限する。
user = 'vagrant' home_dir = "/home/#{user}" execute 'export path' do not_if 'which rbenv' user user group user command <<-EOC echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> #{home_dir}/.bash_profile echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> #{home_dir}/.bash_profile EOC end
とりあえず、このへんを知っておくと、たいていは冪等に書けるんじゃないかと。
久しぶりにiOSアプリをビルドしようとしたらエラー
ビルドしようとしたら下記のエラー。
No architectures to compile for (ONLY_ACTIVE_ARCH=YES, active arch=x86_64, VALID_ARCHS=i386).
ググったら、こんなん http://stackoverflow.com/questions/22328882/xcode-5-1-no-architectures-to-compile-for-only-active-arch-yes-active-arch-x 出てきた。
なので、言われたとおり、
- Xcode上でPodsプロジェクトを右クリック→Delete→Remove Reference
- Xcodeを終了
- コマンドラインから
pod install
- .xcworkspace を再度開く
- Podsプロジェクトを選択し、Build Settings→Build Active Architecture Only をNOに (debugがYESになってた)
- 同じく、自分のプロジェクトのBuild Active Architecture Only もNOに (debugがYESになってた)
したら、iOSシミュレータで動くようになった。よかった。
久しぶりにpod installしたらエラー
rubyのバージョン変えてたので、まずはgemのインストール
gem install cocoapods rbenv rehash
で、
pod install
すると、エラーが出てくる。 こんなの
Psych::SyntaxError - (/Users/〜〜〜/.cocoapods/repos/master/CocoaPods-version.yml): mapping values are not allowed in this context at line 3 column 4
ググったら、 https://github.com/CocoaPods/CocoaPods/issues/1853 こんなのが出てきたので、書いてあったコマンドを実行
rm -rf ~/.cocoapods/repos/master pod setup
で、再度
pod install
すると正常に動いた模様。
Vagrantをprovisionしたときにディレクトリを作る
メモ:
ステージング・本番ではcapistranoでデプロイするけど、
ローカルのVagrantではそんなことしないので、
pidを格納するディレクトリが無くて困った。
(nginxで見に行く先を変えればいいけど、そんな部分のchefをいじるのも面倒。。。)
んで、Vagrantfileのsynced_folderとして、テキトーなディレクトリを指定したけど、 sockファイルを作ろうとして、エラーになった。
http://stackoverflow.com/questions/16388342/unicorn-fails-to-start-on-vagrant-box-due-to-errnoeperm
synced_folderしたディレクトリには作れないっぽい。
どうせなので、provision時のshellを使ってみた。
$script = <<SCRIPT mkdir -p /srv/web/shared/pids chown vagrant:vagrant -R /srv/web/shared SCRIPT config.vm.provision "shell", inline: $script
単純にmkdirすると、root権限で作られたので、chownでログインユーザのものに変更。
無事、sockファイルが作れて、nginx -> unicornでページが表示された。
メモ:rspecで変更が無いことをテストする
自分用メモ
expect{hoge}.not_to change{fuga}
で変更が無いことをテストできる
Rank.get_rank_id では、パラメータによって次のランクが返却されるイメージ User#calc_rank!では、Rank.get_rank_id を呼び出し、その結果をDBに保存するイメージ
require 'spec_helper' describe User do describe '#calc_rank!' do let!(:user) { FactoryGirl.create(:user, rank_id: 2) } it do Rank.stub(:get_rank_id).and_return(2) expect{user.calc_rank!}.not_to change{User.find(user.id).rank_id} end end end
Alfred workflowで新規ウィンドウを開く
最近、Alfredを使い始めました。
どうせなら、ということでPowerPackも買って、workflowを使えるようにしました。
- Dash https://github.com/willfarrell/alfred-dash-workflow
- Package Managers https://github.com/willfarrell/alfred-pkgman-workflow
- Launch iOS Simulator http://www.alfredforum.com/topic/2126-launch-ios-simulator/
- IP Address http://dferg.us/ip-address-workflow/
とか入れてます。
で、それなりに便利に使ってたんですが、FinderとかiTerm2を起動しようとして、別のデスクトップに起動してたのがアクティブになるのが不便。。。
というわけで、下記を追加してみた。
Finderを新規に起動する
- Alfredの設定画面を開く
- Workflowsタブを開く
- 左ペインの右下にある"+"を押す
- Templates -> Essentials -> Keyword to AppleScript を選択する
- keywordをダブルクリックする
- Keywordに"nfinder"を入力
- No Argumentを選択
- titleに"new finder"とかを入力
- Run NSAppleScriptをダブルクリックする
- AppleScriptに下記を入力
on alfred_script(q) tell application "Finder" make new Finder window set frontmost to true end tell end alfred_script
上記手順により、Alfred呼び出し -> "nfin"とか入力 -> Enter でFinderが新規に起動します。
iTerm2を新規に起動する
Finderの時と手順は同様。
keywordは"niterm"にしました。
AppleScriptは下記の通り。
on alfred_script(q) if application "iTerm2" is running or application "iTerm" is running then run script " on run {q} tell application \":Applications:iTerm.app\" create window with default profile select first window tell the first window if onlywindow is false then create tab with default profile end if tell current session to write text q end tell end tell end run " with parameters {q} else run script " on run {q} tell application \":Applications:iTerm.app\" activate try select first window on error create window with default profile select first window end try tell the first window tell current session to write text q end tell end tell end run " with parameters {q} end if end alfred_script
これも、Alfred呼び出し -> "nit"とか入力 -> Enter でiTerm2が新規に起動します。
https://gist.github.com/reyjrar/1769355 を参考にしたのですが、zshを利用していたので書き換えました。
アイコンとかサクッと作れれば、フツーに公開するんだけどな。。。
KFCocoaPodsPlugin をインストールしてみる
前に iOSアプリ開発が捗るXcodeプラグイン - Qiita [キータ] で ricobeck/KFCocoaPodsPlugin · GitHub というプラグインが紹介されていました。
便利そうだなーと思いつつ、放置していたのですが、年末年始で少し時間が出来たので、導入してみました。
ただし、githubの説明が
Clone this repo or download the zip, run 'pod install' in the terminal, open the workspace file in Xcode and compile. After a restart of Xcode you have a 'CocoaPods' Menu Item in the Products menu.
しか無かったので、念のためメモ。
※cocoapodsはインストール済みの前提
手順
今回、 ~/bin
に入れておくとします。
cd ~/bin git clone git@github.com:ricobeck/KFCocoaPodsPlugin.git cd KFCocoaPodsPlugin pod install open KFCocoaPodsPlugin.xcworkspace
Xcodeが開くので、Product -> Build
とし、Xcodeを一旦完全に終了させ、再度起動。
すると、公式のgithubにあるように、Productメニュー無いにCocoaPodsが表示されます。
これで入力補完も効くし、黒い画面が無くてもpod install
が出来ます。
SeleniumをRubyから呼んでみる
Gemfileを作って編集する。
bundle init vim Gemfile
入力内容は下記の通り。
source "https://rubygems.org" gem "selenium-webdriver", "‾> 2.38.0”
bundle installを実行する。
bundle install --path vendor/bundle
rubyスクリプトファイルを作成する。
vim drive.rb
内容は下記の通り。
require 'rubygems' require 'selenium-webdriver' driver = Selenium::WebDriver.for :firefox driver.get "http://google.com" element = driver.find_element :name => "q" element.send_keys "Cheese!" element.submit puts "Page title is #{driver.title}" wait = Selenium::WebDriver::Wait.new(:timeout => 10) wait.until { driver.title.downcase.start_with? "cheese!" } puts "Page title is #{driver.title}" driver.quit
実行してみる。
ruby drive.rb
怒られる。selenium-webdriverが読み込めない模様。
`require': cannot load such file -- selenium-webdriver (LoadError)
bundle exec で実行してみる。
bundle exec ruby drive.rb
怒られる。firefoxがインストールされてないから?
Could not find Firefox binary (os=macosx). Make sure Firefox is installed or set the path manually with Selenium::WebDriver::Firefox::Binary.path= (Selenium::WebDriver::Error::WebDriverError)
chromeに変えてみて、再実行。やっぱり怒られる。chromedriverが無いとダメらしい。
Unable to find the chromedriver executable. Please download the server from http://chromedriver.storage.googleapis.com/index.html and place it somewhere on your PATH. More info at http://code.google.com/p/selenium/wiki/ChromeDriver. (Selenium::WebDriver::Error::WebDriverError)
言われたとおり、http://chromedriver.storage.googleapis.com/index.html をブラウザで開いて、最新版(2.7)のmac用をダウンロード。 解凍すると、 chromedriver というファイルが出てくるので、PATHが通っているディレクトリに移動。
で、再実行。
bundle exec ruby drive.rb
無事ブラウザが開き、googleの検索結果が表示され、消えた。 コンソールには
が表示されてた。
・公式のサンプルコードなど
http://docs.seleniumhq.org/docs/03_webdriver.jsp
・参考になりそうなところ
http://qiita.com/tomerun/items/9cb81d7a98150ff22f53
http://morizyun.github.io/blog/selenium-scraping-webdriver-ruby/
doubleのまま計算を続けると、計算誤差が増えるって話
doubleでの計算は、計算誤差が生まれるよ、っていう話。
a の値が正確に"0.9"ではないため、どちらにせよ誤差が生まれるけどね。
コードレビューしてて、doubleだけで計算してるのがあった。。。
小数点を含む計算って、BigDecimalを使うのが当たり前じゃないのか・・・?
iOS用ウェブアプリで出来ないこと
iOS上で動作するサービスを作成しようと思った時、下記のような選択肢があるかと思います。
- ネイティブアプリ(Objective-C で作るようなもの)
- ブラウザアプリ(HTML / JavaScript で作るようなもの)
それ以外にも、それらを組み合わせた
- ハイブリッドアプリ(Objective-C で作った中に、HTML / JavaScriptで作った画面を入れるようなもの)
もありますね。
今回、ブラウザアプリ(Webアプリ?)を作った際に、ネイティブだったら出来るのに、と思ったことを中心にまとめてみます。 (Androidでも、大体同じことが言えるかもしれません)
PUSH通知
ユーザの呼び戻しには、PUSH通知が有効化と思いますが、ブラウザアプリでは実現できない。
- メールアドレスを取得し、それを利用する
- SNSを活用する
あたりで、うまくユーザを呼び戻す必要がある。
クリップボードの利用
PCブラウザでは、「クリップボードにコピーする」ボタンを見たことがあるかと。
これは Flash を利用しており、iOSでは動作しない。
input タグを用意しておき、そこをタップした時に、全選択→iOS標準の「コピー」が表示されるという風にする、というのが妥協案かと。
消えない(消せない)情報を保存する
ネイティブアプリなら、KeyChain が使える。これに入れておけば、アンインストールしても消えない。(はず
ブラウザアプリの場合、データの保存場所としては、Cookie, localstorage などがあるが、
「Cookieとデータを消去」で簡単に消せる。
消されて困る情報は、サーバに保存することになるが、その情報と付き合わせるために、ユーザ認証が必要になる。
特定の環境下で動作させる(Safariだけで動作させる)
ブラウザアプリの場合、Safari 以外で動作する可能性がある。
例えば、Chrome, Operaといったブラウザアプリ、Facebook, TwitterといったSNSアプリなど。
そのへんを、User Agent である程度判定できるが、その後の操作はユーザ任せになる。
そもそも、アプリ側で提供されていないと、Safariで表示させることは不可能になる。
受託の場合は、どこまで対応するか・どのように対応するかなどを、最初に決めておかないともめるかも。
フルスクリーン表示
可視領域を広げる、没入感を与えるといった効果がある、フルスクリーン表示ですが、ユーザに強制することは出来ない。
meta タグなどを利用し、「ホーム画面に追加」を行ってもらい、そこから起動してもらえば、可能。
http://mawatari.jp/archives/web-apps-like-native-apps
アプリがインストールされているかを確認(2013/12/3 追加)
アプリがインストールされていたら、アプリ起動ボタンを表示し、
アプリがインストールされていなかったら、アプリダウンロードボタンを表示する。
みたいなことは出来ない。
http://havelog.ayumusato.com/develop/javascript/e564-url-scheme-fallback.html
こちらにあるように、URLスキームで起動してみて、画面が切り替わって無ければ、ストアへ飛ばす。という動きなら出来る模様。
ただし、見た目はあんまり綺麗には出来ないみたい。(標準のアラートが出てしまったり
Webとネイティブを提供していて、ネイティブも紹介したいだけなら、App Bannerを使えばいいと思います。 https://developer.apple.com/library/ios/documentation/AppleApplications/Reference/SafariWebContent/PromotingAppswithAppBanners/PromotingAppswithAppBanners.html
まとめ
いろいろ制約はありますが、Objective-Cエンジニアを必要としないのは、人的リソースの確保はしやすいかも。
ただし、ちゃんとした HTML / JavaScript を書けるエンジニアを探すのも難しいかも。(有象無象が多いイメージ
appleへの申請を必要とせず、好きなタイミングで、全てのユーザに同じ動作環境を提供出来るのは、魅力的だと思います。
他にも、思い出したら・気がついたら追加しようと思います。